神子のトクベツ

 神子ってね、特別なんだよ。
 ……何処にいたって、独りなの。



「そう考えた事、ない?」

「コレットちゃんはある訳だ?」
 あるよ、と、迷い無く答える。

「ゼロスは違うの?」

「んー……コレットちゃんも神子だし、そのうち俺さま神子じゃなくなりそうだし」

 別にいいや、と告げる顔が何だか憎らしくて。
 他のみんなには見せない、とげとげした口調で言う。

「いいよねゼロスは。セレスさんと仲直りしたもんね」

「コレットちゃんにはロイド君がいるでしょーよ。異世界まで助けに来てくれるくらいのナイトがさ」

「――もういい」
「へ?おい、コレットちゃ〜ん?」

 ゼロスの慌てた声が後ろから聞こえてきたけど、無視をした。



 ロイドじゃないのに

 ロイドじゃないのに。




「……ゼロスのばか」

>>Back

うちのコレットは基本的にアグレッシブ。
ついでにゼロスは鈍感。