かごの鳥のそだて方
七年前、渡されたかごの鳥を、俺は大事に育ててた。
傷つけないように
雨に濡れないように
……風にだって、あてないようにして。
ああ、でも、それじゃ駄目なんだ。
自由でいて欲しいのに、
のびやかに育ってほしかったのに、
きっともう歪めてしまってる。
だけどまだ間に合うから。
手遅れなんかじゃないから。
……だから、俺は
抱え込んでた鳥かごを、
壊れるくらいに突き放した。
「ルーク……あまり失望させないでくれ」
さあ、飛んでおいき。
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保護者一号、遅まきながら軌道修正。